アサイー

アサイー

アサイー

アサイ―とは、ブラジルのアマゾンに自生する植物です。直径1センチほどになる、丸い紫色の成熟した実はブルーベリーに似ており、「アサイ―ベリー」との呼び名がありますが、植物学には決してブルーベリーではありません。アサイ―は“ヤシ”科であり、和名は「ワカバキャベツヤシ」といいます。

 

 

 

日本におけるアサイ―の歴史はまだ浅く、多くの人が「最近の果物」という認識であるはずです。それもそのはず、アサイ―ベリーのタイムリミットは短く、アサイ―をフレッシュの状態で美味しくいただくためには、ブラジルのアマゾンまで行く必要があるのです。アサイ―ベリーは24時間以上たつと、酸化してしまうため、遠いブラジルから日本に渡ってこれたのは、加工技術の進化があってのことというわけですね。

 

 

現代の日本において、脚光を浴びる存在となったアサイ―。また“新しい果物”という意味でも、注目されているアサイ―。しかし、アサイ―は数千年も前から存在しており、産地であるブラジルにおいては、古くから「ミラクルフルーツ」と呼ばれるほど、たくさんの力を秘めているものなのであります。

 

日本にていただけるアサイ―は加工されたものですが、過去に生きた日本人たちが出合うことのできなかった未知のミラクルフルーツ。これが、あらゆるカタチで楽しめる現代に生まれたことに、感謝したいものです。